青森県上北郡七戸町字町7-2
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ブログ

熟考

2018/09/25
  患者の細胞から病気を診断することが仕事の病理医というお医者さんがいます。近年は組織や細胞を用いた診断の比重が増しており、細胞や組織を顕微鏡等で見て病気による変化の有無や広がり、良性・悪性の区別、腫瘍の分類などを診断する専門家として、治療方針決定などにも関わるようになってきているそうです。正しい診断をするためには、患者さんの症状から判断する最初の見立てにとらわれることなく、本当の原因を探すことが重要であり、最終判断の決め手として、病理医の診断はなくてはならないものになりつつあるようです。そんな話を聞いた時、自分自身も物事を見る時に多角的に捉えられず、一つの視点や先入観だけで見ていることはないだろうかと、ハッとさせられました。
  さて、2月の徳目は「禅定静寂(ぜんじょうせいじゃく)」、「よく考え、落ち着いた暮らしをしよう」です。人間は、よく考えているようでいて、実は自分が最初に考えたことに信憑性をもたせるための根拠を探しているだけで、思考そのものはストップしていることがあります。このことは子育てに関しても言えるのではないでしょうか。私自身「自分の子どもは○○だ」と思ってしまいがちです。そんな時に、いったん頭をクリアにしてもう一度子どもを見つめることで、新たな一面や更に成長させられるきっかけを発見できるかもしれません。
  保育園でも、子どもたちが更に心身共に大きくなるために、様々な角度から子どもたちを見つめ、多くの発見を成長に繋げられるよう、一層努めて参ります。
  実は、今回の病理医というテーマは、ドラマからヒントを得たのですが、「また、園長はテレビの話をして…話題はそれしかないのか。それこそ思考停止しているじゃないか。」と言われかねないので、気づいた方はそっと自分の胸にしまって頂き、気づいていない方には内密にお願いします。(2016.2)

笑顔

2018/09/14
  メンタルプロコーチ津村柾広さんという方がいらっしゃいます。津村さんは、2013年に弘前の聖愛高校が甲子園に出場した際、メンタルコーチとしてチームに携わっていた方です。現在はRYOMA塾というメンタルコーチングの講座を様々な場所で展開しており、その方の講演を聴く機会がありました。
  やる気を引き出す為には、心のスイッチを入れる必要があります。では、心のスイッチを入れるにはどうしたらよいか…。自分の心をコントロールすることはとても難しいことですが、自分の体をコントロールすることは難しいことではありません。体を前向きにコントロールすることで、心にも良い影響を与えようというのが、津村さんの考え方です。笑顔は自分の心だけではなく周りへも良い影響を与えることが出来ます。笑顔で接することで周りも明るく前向きにし、「いいね!」と相手を受け入れる言葉を発することでさらに円滑な人間関係を築けるということです。
  さて、1月の徳目は「和顔愛語(わげんあいご)」、「柔らかい顔で、優しい言葉を」です。津村さんの考えはこれに繋がる部分が多くあると思います。心を変えようと思わず、柔らかい顔を作ろう、優しい言葉を発しようと一歩立ち止まることが、心に余裕を生み出す秘訣なのかもしれません。
  私は顔に出やすいとよく言われます。確かに、前の日に食べ過ぎたり飲み過ぎたりすると、次の日から3日ぐらいはすごくむくんで…感情も食事もどちらにも気を付けて生活したいものです。(2016.1)

支援センターからおすそ分け♪

2018/09/06
支援センター菜園で育てていたスイカの生長を楽しみにしていた保育園の子ども達。スイカの側にしゃがんでは「大きくな~れ」と声を掛けてくれていました。だから、支援センターから保育園のみんなにもおすそ分け♪

「かかしさんがカラスから守ってくれたスイカを園長先生にもあげようね」と、代表で園児のO君が園長先生の所に持っていくことに。

O君「園長先生!かかしさんから守ったスイカどうぞ!」

園長先生「ん・・・かかしさん『から』・・・!?」

付き添っていた先生がすかさず「かかしさん『が』守ってくれただね」

日本語って難しいね(笑)

その他にも沢山のお野菜が、かかしさんのお陰で収穫出来ました♪

地鎮式

2018/09/06
理事長が導師を勤めた仏式による地鎮式が行われました。

参列者の皆様も仏式は初めてだということで、どんな内容になるのか興味をもたれていたようです。

まずは、洒水と散華という儀式で場を清めます。

それから本格的な法要に入りますが、途中参列者の皆様にはお焼香をして頂きました。

当日は朝から雨が降っていましたが、地鎮式の時間帯は丁度雨の切れ間に当たり、式は滞りなく終了。

参列された皆様から、「仏式も厳かで、非常に良い体験をさせてもらいました」との感想を頂きました。

仏式の地鎮式は、様々な人々のお陰様をもって建築の運びとなったご縁を喜び合い、仏様に感謝する意味合いが強い儀式と言われています。実際に、準備や片付けにも多くの方にご協力頂き、皆様に支えられていることを改めて感じる機会となりました。

いよいよ本格的に立て替えが始まります!

絶景

2018/09/03
 富山県黒部市に、黒部渓谷鉄道という路線が走っています。もともとは黒部川電源開発のための資材運搬用鉄道で、旅客を乗せる際、過去の切符には生命の保障はしない旨の注意書きが書いてあったほど、深い渓谷部にある鉄道です。現在では安全性が格段に上がり、電源開発のための職員の移動手段としてはもちろん、秋の時季は紅葉などの絶景が見られるポイントとして、鉄道ファンのみならず大きな注目を浴びている観光コースです。
  黒部渓谷鉄道沿線には宿泊施設もあります。しかし、施設を運営するための資材をそろえられる店がその周辺にはありません。そのため、この列車を使いわざわざ市内まで買い付けに行きます。何をするにも時間とコストがかかってしまうのだそうです。そんな沿線にある施設のご主人が「不便な場所にこそ絶景がある」といった旨の話をされていました。なんでもかんでも便利になりつつある世の中、苦労をしないことにより感動が薄れたり、または簡単に出来るようになりすぎて、感動そのものがなくなったりすることもあるのではと感じ、非常に心に残った言葉でした。
  さて、12月の徳目は「忍辱持久(にんにくじきゅう)」、「根気強く取り組もう」です。育児の中にも根気強く取り組むからこそ見られる景色があるはずです。私たちも、これまでの保育を振り返り、子どもたちそれぞれに合わせながら学年が上がるまでに身に付けさせたいことを再度精選し、根気強く取り組んで参ります。
  昔は、辞典や図鑑を使って物事を調べるのが面倒で、よく人に聞いてすませていた根気のない私ですが、今ではネットの力を駆使し、自分で色々調べられるようになりました…と、根気強くなったのか結局何も変わってないのかイマイチよくわかりません。(2015.12)

火矢

2018/08/31
 「下町ロケット」というドラマをご存じでしょうか。TBS系列のドラマです。主演の阿部寛さん演じる町工場の社長が、大企業の思惑に翻弄されながらも、自分の夢をあきらめず叶えていくというお話しです。話の構成的には非常に単純明快ではあるのですが、引き込まれ、最後はとてもすっきりする内容です。ただし、気持ちが高ぶってしまい、このドラマの直後はすぐに寝付けず、寝不足気味になってしまいます。
  どんな逆境に立たされても、仲間同士それぞれの役割を果たそうと懸命に取り組み、打開策を見つけ逆転する姿はとても気持ちの良いものです。仲間と協力して一つの目標に向かうすばらしさを改めて感じることができ、最近の楽しみの一つとなっています
  さて、11月の徳目は「精進努力(しょうじんどりょく)」、「最後までやり遂げよう」です。来月にはおゆうぎ会があり、子ども達はおゆうぎ会に向け少しずつ動き出しています。劇を行うクラスでは、どの役を演じるのか子ども達同士で話し合いますが、毎年、主人公や目立つ役に希望が殺到します。しかし、どの役もとても重要であり、それぞれの役割を最後までやり遂げることで劇が成り立つことを伝え、取り組んでいます。今年もそのようなやりとりが見られることと思いますが、互いに話し合い、例え第1希望の役が当たらなかったとしても、役を一生懸命演じることで子とも達がまた一つ成長するものと信じています。その他の遊戯でも、みんなで踊ったり歌ったりすることの楽しさ、すばらしさを伝えながら取り組んで参ります。どうぞご家庭でも、温かく見守って頂けたらと思います。
  さて、次回の下町ロケットは「あきらめきれない夢が今、動き出す そして社員達は…」お楽しみに!……文章の締めを最後までやり遂げず、このドラマの予告CMに頼る私はまだまだ精進努力が足りません。(2015.11)

ベビーサイン講座

2018/08/30
 昨年度より県内初のベビーサイン導入園に認定され、日々の保育に取り入れている当園。今回はベビーサイン講師の清水先生をお招きして、子育て支援センターの母親講座を行いました。

子どもが大好きである講師の先生。その熱意が伝わってくるので、参加したお母様達も自然と先生のお話に吸い込まれていきます!

ベビーサインの様々なメリットの説明、ベビーサインでの子どもとの触れ合い遊びや、歌遊びを行い、あっという間に時間が過ぎていきました。

講座後のおやつタイムでは赤ちゃんが安心する抱き方の話題になり、先生に抱っこされたRくんは気持ちよさそうにぐっすりねんね(*^_^*)

 当園では、日々の保育ではもちろんのこと、講師の清水先生も2ヵ月に1回保育に入ってベビーサインを取り入れた保育活動を行っております。

 気になる方は当園のベビーサインについての欄並びにリンクされてある、日本ベビーサイン協会のホームページをご覧下さい。

木の音色

2018/08/23
マリンバ奏者新谷祥子さんをお招きした音楽ワークショップが行われました。今回のテーマは「色々な木の音を楽しもう!」

まずは、新谷さんの演奏から。保育園にある木琴も普段とはまた違った音色に聞こえます。

その後、みんなで新谷さんの演奏に合わせて歌ったり、タンバリンや木製の民族楽器から、積木や端材といった身近にある木を叩いたり…

形の違いや叩き方で、色々な音が木から聞こえてきます!

音の楽しみ方を、またひとつ知ったひとときでした♪

楕円

2018/08/10
 2015年にラグビーのワールドカップ、日本対南アフリカの試合が行われました。日本はW杯で今まで1度しか勝ったことがなく、対する南アフリカは優勝候補の一角でした。しかし、結果は大金星。試合終了間際、数点差で追いかけている日本は、相手のファールでチャンスを得ると、同点にできる可能性の高い戦術をとらず、あくまで勝ちにいく姿勢を見せ、逆転を目指す戦術で見事成功しました。この劇的な展開が世界中で評判となり、この勝利をさらに感動的なものにしました。
  試合後、とある日本人選手が「ラグビーが注目されてる今だからこそ日本代表にいる外国人選手にもスポットを」と日本代表でプレーする外国人選手へ注目して欲しいとツイッターで訴えたこともまた話題となりました。ラグビーは他の競技によりも外国人が比較的日本代表になり易い条件となっているようで、3分の1が外国人選手です。私はこの報道を知るまで、日本代表に外国人がいることに、おぼろ気ながら違和感を感じていた自分がいることに気づきました。様々な考えの末、自国ではなく日本のチームを選び、そして今はそのチームのために一生懸命になっている姿を見て、国籍に必要以上にこだわる自分は器の小さいちっぽけな人間だなと感じました。
  さて、10月の徳目は「同時協力(どうじきょうりょく)」、「お互いに助け合おう」ということです。「協力」には「力」の漢字が多く、「力を合わせる」ことを先にイメージしがちですが、「心を合わせること」が前提であり、そしてそれが何よりも大事なことであると感じます。園でも、運動会で子どもたちが経験した互いに心を合わせる喜びや大切さを、これからの行事はもちろん、普段の生活におけるお友達同士のやりとりにこそ意識させ、深めていきたいと思います。
  ちなみに、ツイッターした選手は私の大学の後輩です…って会ったこともない後輩に対し先輩面する私は、やっぱり器の小さい人間です。(2015.10)

2018/08/07
 「自分の機嫌は自分で取る。人に取ってもらおうとしない。」
  お笑い芸人みやぞんが、過酷なロケの最中につぶやいた言葉です。みやぞんとは、運動神経が非常に良いことに加え、いつもニコニコと笑顔を絶やさないため、最近は様々な番組に出演しています。今回の番組でも、目的を達成するまでの間様々な災難に見舞われスタッフも疲労困憊の中で、自分を奮い立たせるように「自分の機嫌は自分で取る。」と笑顔を絶やさず前向きな姿勢を見せ、私の目にはとてもカッコ良く映りました。
  明照保育園のお約束「明るく」「正しく」「仲良く」の話をする際、子どもたちには「いつも笑顔でいることが『明るく』ということです」と伝えいますが、先日「明るく」とはどうすることですか?と子どもたちに聞いてみたところ「みんなを笑顔にすることです。」と答えた子がいました。「自分の笑顔で、周りも笑顔にする」ともう一歩踏み込んだ考え方もいいなと、園児の回答をきっかけに考える機会となりました。
  8月の徳目は「自利利他(じりりた)」「出来ることはすすんでしよう」ですが、「自利」という言葉通り自分にとってのプラスにもならなくてはなりません。自分の機嫌は自分でとり笑顔になる事で、みんなも笑顔にしていく姿は正に「自利利他」の体現であると感じます。「まずは自分から笑顔に…」どんなときでもポジティブな気持ちを心がけていきたいものです。
  今回の文章はどんなテーマにしようか考えている時に、難しい顔してもダメだと思い、ニコニコしながらパソコンに向き合っていたら気持ち悪がられ、既にネガティブとです。園長です…園長です…園長です…。(2018.8)

みたままつり

2018/08/06
夜店や盆踊りで楽しみ、おつとめをしてご先祖さまをご供養するみたままつりが行われました。

毎年、保護者のお父さん達により結成される「明照おやじの会」が、当日の準備をお手伝いして下さいます!

そして夕方。いよいよみたままつりスタート!

まずは焼そばで腹ごしらえをして、各ゲームコーナーを回ります♪

その後、おつとめをして盆踊り。最後は打ち上げ花火を楽しみました。

今年は、例年以上に多くの方にお越し頂き、大盛況だったみたままつり。

初めて参加された方から、「ワイワイとした盛り上がりもあり、しっとりとしたおつとめもあって、とっても良い雰囲気で楽しかったです」との感想も頂けました。

お手伝い頂いた保護者の皆様、ご参加下さった皆様、本当に有難うございました!

かかしさん、お祭り仕様♪

2018/08/03
本日のみたま祭りにちなんでかかしさんお祭り仕様に変身しました。

かかしさん、気分上々(^o^)!

皆様のお越しをお待ちしております!

白梅干しの瓶詰め作業を行いました。

2018/08/03
 白梅干しがみなさんの元へ帰れるよう、来訪して下さったお母さん方と瓶詰めを行いました。

皆さん手際よく、作業はあっという間に終了。

みなさんの元へ帰った際には、まずフレッシュな味わいをご賞味あれ!

遊びに来られる日まで保管しておきますね。

 また、お手伝い下さったお母さん方と、センター菜園で採れたBigズッキーニをオーブン焼きにしておいしくいただきました♪

白梅干しの瓶詰めします。

2018/08/01
本日、3回目の梅干しの全面裏返し作業が無事終了しました。

そして明日、いよいよ瓶詰めをしたいと思います!

10時30分から行いますので参加出来る方は是非遊びに来て下さいね☆


ちなみにセンター行事で布ぞうり制作をしていますが、2人完成しました。

かわいいです!

梅天日干し最終日

2018/08/01
昨日は、梅天日干し2日目でした。

炎天下の中、梅の裏返し作業をお手伝いしに来てくれました。

今日は最終日です。白梅干し!おいしくな~れ!

梅天日干し3日間スタート

2018/07/30
前回は雨が降ってしまい、干すことが出来無かったのですが、

今日無事干すことができました。1日1回裏返して全面を干す作業を3日間行いますので、7月31日、8月1日と10時30分頃から始めたいと思います。裏返し作業をしてみたい方は遊びに来て下さいね☆

Bigズッキーニ

2018/07/30
今日は天気がいいですね。(^o^)

センター菜園をのぞいて見ると、どの野菜も大きく生長しています。

特にズッキーニはBigサイズに!

今回はかかしさんおやすみで~す。

世間

2018/07/28
 とあるドラマの登場人物が「世間様」と話すシーンがありました。最近はあまり耳にしない言葉であったので印象に残っていたのですが、よくよく考えると本当に謙虚な気持ちがないと出てこない言葉だなと思いました。周りのお陰で自分がいる、その想いが「世間」に「様」を付ける姿勢に繋がっているのだと感じます。

 一方「ありがとう」という言葉は普段耳にする機会が多くあります。元々、ありがとうの語源である「有難(ありがた)し」という言葉は「滅多にない」という意味で遣われていました。つまり、「滅多にないことをしてくれた」という感謝の気持ちが「ありがとう」には込められています。どんなに些細なことも滅多にないことと捉え、「ありがとう」と伝える。普段何気なく使っている言葉ではありますが、込められた想いを改めて考えてみたいものです。
  9月の徳目は「報恩感謝(ほうおんかんしゃ)」「あらゆることをありがたく感じよう」ということです。剣道には「打たれて感謝」という言葉があります。負けて悔しいと思うのではなく、自分の改善点を教えてくれて有り難うと思う心が大切であると、この言葉は教えています。自分の改善点を指摘されることは時に非常につらいこともあります。しかし、謙虚な気持ちでそれを受けとめ、次に活かすことが大切なのだと改めて感じました。正に、「世間様」のお陰で自分がいるのです。
  私自身、まだまだ未熟な部分が多々あるかと思いますが、明照がよりよい園になるため、皆様のご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。
  でも、結構打たれ弱いガラスのハートなので優しくアドバイスして下さいね♥(2015.9)

飴玉

2018/07/24
 海外での山登りツアーに参加した時の話です。山道の途中にある休憩ポイントでは、行商がお土産品を販売しに来ます。行商の人たちは山間部に住んでおり、時々自分の子どもたちを連れて売りあることもあります。
  休憩ポイントで、私は飴を取り出し食べようとしました。すると、横からすごい視線を感じ、見てみると、行商の子どもがその飴を欲しそうに、私を、むしろ飴を見つめていました。飴で喜んでもらえるならと渡そうとすると、山岳ガイドの方に「ダメです!」と強い口調で言われました。その子はもらえないことを察知し、寂しそうな表情で、仕事を終えた親と一緒に帰っていきました。私は、あれだけ嬉しそうにしているのになぜダメなのか、腑に落ちず少し悶々としていました。するとガイドさんは、こんな話をしました。
「山間部の人たちは、砂糖を口にすることはあまりなく、お菓子を食べることでむし歯になる可能性が高まる。むし歯になったら、時間をかけて都市部まで治療しに行かなくてはならず、治療費もかかり、その家族は大変な目に遭う。」
私はハッとしました。親切で行っていると思ったことがただの自己満足に過ぎず、その子の置かれた現状や先のことまで考えていなかったことに気づいたのです。
  8月の徳目は「自利利他(じりりた)」「出来ることはすすんでしよう」ということです。「親切」というと「与えること」「してあげること」をまず思い浮かべるかもしれませんが、必ずしもそれが相手にとってプラスになるとは限りません。場合によってはただの自己満足であり、「与えない」「してあげない」ことが本当の親切であることもあります。正に子育てがそれに当てはまるのではないでしょうか。先回りしたり、与えたりすることで私たち大人は安心しがちです。しかし、「何でも思い通り」が子どもたちにとって当たり前になると、成長してから大きな弊害となります。子どもの成長に合わせた「すること」「しないこと」のバランスが大切なのだと思います。
  食事中、自分で食べられるのに「食べさせて」とせがむ娘に、ついつい手をかしてしまう私は、海外での反省を未だ活かせていません…(2015.8)

梅干し日記③

2018/07/20
いい感じで梅酢があがってきました。

来週晴れの日が続きそうなので、23日、月曜日10時半頃から
梅を干したいと思います。

遊びに来れる方は一緒に干してみませんか!